隠れた君と羽根の唄

目を覚ませば 眩しい朝日
影を落とす場所を探すの
「あなたいつも下ばかり見て」
君の言葉 思い出すよ

無くしたもの 探さないまま
気付かないフリをしているのは
"隠しただけ"分かってるから 自分次第かくれんぼ

否定を語る口の方が 優れてる気がしてたけど
「もういいかい?」なんて問い掛ける 
光を信じて この手を伸ばすよ

届かない声 意味はないなら
この手で抱き締められるだけでいい
跡に残る その傷も
僕が笑えればいい 君が笑えればいい

日々の羽根に そっと付いた赤は
君を影の中 落とすの
あの頃とはまるで逆だね 
君は下を向いたまま

傷付けるための言葉より
肘をついた「頑張れ」がずっと怖くて動けない
 私も言うから 言葉に心は要らないの?

色の無い声 意味はないから
どう染まるかは君が決める事さ
後ろ指も追い風に変えて羽ばたけばいい

答えなんてない 必要もない
君が見てるモノ それが全てさ
飽きるほど悩めばいい いつも唄ってるから
届かない声 意味はないなら
この手で抱き締められるだけでいい
跡に残る その傷も
僕が笑えればいい 君が笑えればいい